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vSphere Client : CD/DVD アイコンが使えない

CD/DVD アイコンが使えない

仮想マシンに ISO イメージをマウントしようとしたところ、CD/DVD ドライブ アイコンがなぜか灰色で使えない状態になっていました。

さらに、仮想マシンの 設定の編集 > ハードウェア (タブ) > CD/DVD ドライブ のサマリを確認してみると何故か 制限 状態に。。

良く考えて見たら 仮想マシンのハードウェアバージョン 9以上の場合に、vSphere Client では 一部の項目を設定することが出来ないため、この項目が 制限 状態になっているわけだ。 ということで納得しました。

CD/DVD アイコンが使えない
CD/DVD 制限状態

仮想デバイスノードが SATA になっていた

まずは、CD/DVD ドライブ が使える他の仮想マシンとの違いを確認するために、詳細設定がどうなっているか確認します。

vSphere Web Client へ接続し、仮想マシン > サマリ > 設定の編集をクリックします。

vSphere Web Client 設定の編集

なるべく vSphere Web Client を使う

仮想マシンのハードウェアバージョン 9以上の場合には、vSphere Web Client を使って設定を編集する必要があります。

vSphere Client も使えますが、機能が制限されているので、vSphere 5.5 以上の場合には、なるべく vSphere Web Client を使ってください。

ちなみに、Web Client は vSphere Client に比べてより細かい設定ができるようになっています。

続いて、仮想ハードウェア タブをクリックし、CD/DVD ドライブ の設定を確認します。

仮想デバイスノード SATA

上記画像の 仮想デバイスノード を他の仮想マシンと見比べた結果、やっと原因が分かりました。

CD/DVD ドライブ が問題なく使えた仮想マシンは、仮想デバイスノード が全て IDE になっていましたが、CD/DVD ドライブ が使えない制限状態になっていた仮想マシンは、仮想デバイスノードSATA になっていることに気が付きました。

vSphere Client で仮想マシンを作成する際に 特に IDESATA か指定するオプションは出てこなかったので、もしかすると Guest OS の種類によって勝手に設定が入ってしまうのではないかと思い、もう少し試して見た結果がこちらです。

以下は、Guest OS の種類が CentOS と RHEL だった場合、仮想マシンをハードウェアバージョン 11 で作成したときの結果です。

  • CentOS 4/5/6/7 (64bit) : CD/DVD ドライブの仮想デバイスノードは、IDE
  • RHEL 6 (64bit) : CD/DVD ドライブの仮想デバイスノードは、SATA

仮想マシンの Guest OS の種類によって SCSI コントローラとか他の設定が微妙に異なったりするので、仮想マシンを作成する時に注意深く見ておくと良いかもしれません。

また、これに加えて、仮想マシンのハードウェアバージョンによって、仮想デバイスノードIDE になるのか SATA になるのか試して見ました。

Guest OS の種類 : Windows Server の例

仮想マシンのハードウェアバージョン 仮想デバイス ノード
4IDE 1・IDE(1:0)
7IDE 1・IDE(1:0)
8IDE 1・IDE(1:0)
9IDE 1・IDE(1:0)
10新規 SATA コントローラ・SATA(0:0)
11新規 SATA コントローラ・SATA(0:0)

IDESATA の番号は、環境によって違うかもしれませんが、大体こんな感じでしたね。

とりあえず、SATA → IDE に作り直すことで対応

対策として、最初は、SATA を IDE に設定だけ変えればいいと思って試して見たのですが、IDE に変えても、設定が反映されず、ずっと SATA のままの状態になっていました。

そのため、CD/DVD ドライブ を一回削除してからキレイに作り直すことで対応します。

Step 1. 既存の CD/DVD ドライブ削除

仮想マシン > サマリ > 設定の編集 > 仮想ハードウェア タブ > CD/DVD ドライブ > × ボタンをクリックします。

CD/DVD ドライブ削除

デバイスは削除されます というメッセージが表示されたら OK をクリックします。

CD/DVD ドライブ削除メッセージ

Step 2. 新しい CD/DVD ドライブ作成

もう一回、設定の編集を開き、仮想ハードウェア タブにて、追加 > CD/DVD ドライブをクリックします。

デバイスリストから CD/DVD ドライブを選択

新規デバイスCD/DVD ドライブ がリストアップされていることを確認し、OKをクリックします。

CD/DVD ドライブ追加

仮想ハードウェア タブにて、新規 CD/DVD ドライブ > IDE > OKをクリックします。

新規 CD/DVD ドライブを IDE に変更

SATA から IDE に変更が必要

新規で CD/DVD ドライブを追加すると削除前と同じように 仮想デバイスノード が SATA になっているので、IDE に変更してあげる必要があります。

設定確認

設定が完了した後は、CD/DVD ドライブ の設定が確実に IDE になっているか確認します。

もう一回、設定の編集を開き、仮想ハードウェア タブにて、追加 > CD/DVD ドライブをクリックし、仮想デバイスノード が IDE になっていれば大丈夫です。

CD/DVD ドライブ IDE 設定確認

最後に、vSphere Client 上で CD/DVD ドライブ が使える状態になっているか確認します。

vSphere Client にて CD/DVD が使えることを確認

終わりに

ということで、

  • 仮想マシンを作成・操作する際には、なるべく Web Client を使うこと
  • 仮想マシンの Guest OS によって、新作作成時に表示されるデフォルトの詳細設定項目が異なる
  • 仮想マシンの H/W バージョンによっても、新作作成時に表示されるデフォルトの詳細設定項目が異なる

くらいは意識しておいた方が良いかもしれません。

特に、Web Client だと ディスクのプロビジョニングがデフォルトで Thick Provisioning になっていたり、仮想 NIC (ネットワークアダプタ) の種類がデフォルトで E1000 になっていたりします。

知らないうちに意図しない設定で仮想マシンを動かすことになるので、Web Client を使う際には要注意です。 (これらの詳細項目がドロップ・ダウンメニューに隠れているせいで、見落とすことが多い)

以上、vSphere Client : CD/DVD アイコンが使えない でした。

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コメント

コメントをどうぞ

3 COMMENTS
Shakewo

どうも。

SATAの制御がvSphere Client でできないから 制限になるんじゃないですかね。

vCenter WebClientで仮想マシンRHEL6(64bit)を作るとCDドライブはSATAで作られ、vSphere ClientでESXiに対して仮想マシンRHEL6(64bit)を作るとCDドライブはIDEで作られますね。

前者はvSphere Clientでは制限となり、後者はvSphere ClientでCDのメディア挿入ができます。
vCenter WebClientではどちらも問題なくCDのメディア挿入ができます。

2016.08.18 at 13:08
アドミン

Shakewo さん

どうも。

vSphere Client は、SATA の制御ができないから、仮想マシンを Web Client で作ると SATA で作られるはずのディスクの接続タイプが vSphere Client だと IDE になってしまうってことですかね。

知りませんでした。。

Web Client は操作感がいまいちだったので、ずっと vSphere Client ばっかり使ってて、全然気が付きませんでした。

補足で、この件の経緯を説明しますと。

昔過ぎてよく覚えてないのですが、「Web Client でローカル端末上にある ISO イメージのマウントが出来ない」 という問い合わせを頂いたことがあって、調べたところ、VMRC (VMware Remote Console)をインストールすると Web Client でもローカル端末上の ISO マウントが出来るようになることがわかったんですね。

でも、VMRC をインストールしてもらうのも面倒なので、「VMRC をインストールした後は、端末の再起動が必要なので、ISO マウントくらいだったら普通に vSphere Client 使った方が速いですよ!」 と伝えたところ、今度は、「vSphere Client の CD/DVD アイコンが灰色になってて使えない」 ということだったので、(・_ ・; どうしようもなく、CD/DVD ドライブを IDE で作り直すことで対応したと思います。

コメントのおかげで、色々と勉強になりました。

ありがとうございます。

後で試して見ます!

2016.08.18 at 21:08
アドミン

どうも。

ほぼ 1年ぶりのコメントになってしまいますが、久々に同じ事象にあったので、改めて確認してみました。

やっぱり、「Guest OS の種類」と「仮想マシンの H/W バージョン」によって、仮想マシン新規作成時にセットされるデフォルト詳細項目が異なりました。

内容を追加しましたので、ご参考までに。

2017.08.01 at 22:08

Tutorial 詳細

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