謎のスナップショット Consolidate Helper- 0

vSphere Data Protection (以下、VDP) を運用しているとバックアップに失敗することもしばしばあります。 (容量がデカくもないのに)

特に、今までは普通にバックアップできていたのに、急に特定仮想マシンのバックアップが失敗し続ける事象が発生したりします。

またプロビジョニングの容量がおかしくなってんじゃないかと思って確認して見るとそうでもない。

VDP のゴミスナップショットが残っているか確認してみると VDP のスナップショットとは明らかに違う Consolidate Helper- 0 というスナップショットが残っています。

厄介なことに、この Consolidate Helper- 0 というのがスナップショットリストに出てくるときもあれば、出てこないときもあるので、見つけたら即対応した方が良いです。

Consolidate Helper- 0 を削除する前に

Consolidate Helper- 0 は、スナップショット削除が行われる際の差分データ統合中になんらかの理由により失敗した場合に作られます。

普通のスナップショットと違って、削除する際に長い時間を要します。 (特に、ビジー状態の仮想マシンの場合)

削除する前に以下を一読してください。

KB : データストアのディスク領域が不足した場合の Consolidate Helper スナップショットの「すべて削除」スナップショット操作結果

Step 1. Consolidate Helper- 0 スナップショットの削除

Consolidate Helper- 0 は、すべて削除 で削除します。 (スナップショットの数が多い場合は仮想マシンとストレージに負荷がかかるので要注意)

仮想マシン (右クリック) > スナップショット > スナップショットマネージャ をクリックし、スナップショットマネージャ が表示されたら Consolidate Helper- 0 > すべて削除 をクリックします。

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削除の確認 ダイアログがポップアップされたら はい をクリックします。

これにより、この仮想マシンのすべてのスナップショットが統合され、削除されます。 すべてのスナップショットは 1つのディスクに統合されます。 処理を続行しますか?

Step 2. 終わるまで待つ

先ほと言ったように、削除が完了するまで少し時間かかります。

仮想マシンが忙しい状態ならさらにかかります。

私の場合は、2台やってそれぞれ 9分、17分かかりました。

タスク的には、一気に 95% まで進んで、固まってるように見えますが、気を長くして待ちましょう。 (環境によって異なるかもしれません)

その際に、仮想マシンが固まってないか確認するために、以下を実施すると良いです。

  • 仮想マシンへ ping
  • パフォーマンス (詳細) の CPU 使用率 : リアルタイムグラフが途切れることなく流れること

参考 : スナップショット警告が出ているのに、確認すると存在しない

まれに、スナップショット容量アラートが出ているのに、スナップショットマネージャ を確認すると何もないときがあります。

そのときは、他の ESX ホストに ホスト vMotion すると Consolidate Helper- 0 が出てくるようになりますので、試して見てください。

以上、vSphere Data Protection 特定 VM のバックアップが失敗し続ける でした。