進化した UI と機能追加でさらに使いやすくなった VAMI
 VAMI : Vmware Appliance Management Interface

vCSA 6.5 の VAMI に比べて、パフォーマンス改善に加え、メニュー構成がシンプルで分かりやすくなり、いくつかの機能が追加されました。

vCSA 6.7 では、主に以下の機能を利用できます。

  • vCSA のバージョン、及び健全性確認
  • vCSA の再起動、シャットダウン
  • サポートバンドルの作成VMware ベンダ問合わせ時に求められることがある
  • リソース監視CPU・メモリ、ディスク、ネットワーク、DB
  • SSH / コンソール CLI / BASH シェルの有効化 & タイムアウト値設定
  • DNS 参照サーバ設定、プロキシ設定
  • NTP 参照サーバ (時刻同期) 設定、タイムゾーン設定
  • 各種 vCenter Server サービスのステータス確認、及び 起動・停止・再起動
  • vCSA の新しい更新確認 / ダウンロード / アップデート
  • vCSA の root パスワード設定、パスワードの有効期限設定
  • ログ転送 (syslog) 設定
  • ファイルベースバックアップ (スケジューリング & 世代管理)

vCSA 6.7 の VAMI では、専用の 監視 メニューが用意されており、vCenter Server の CPU・メモリ、各ハードディスクの使用率、ネットワーク、データベースの使用状況を把握することができます。

特に、新しい サービス メニューでは、vCenter Server 上の全てのサービス一覧の確認、及び「各サービスのステータス確認、再起動・起動・停止」が簡単に出来るようになったため、サービスを再起動するために、vCenter へログインしたり、コンソールを開いたり、OS へ SSH 接続する手間がなくなりました。

また、vCSA 6.5 から導入されたファイルベースのバックアップが強化され、スケジューリング機能追加に加え、バックアップの世代管理ができるようになりましたので、ご興味ある方は試して見てください。

一応、vCSA 6.7 インストール時に設定した内容 (DNS / NTP 等) も一通り確認できるので、再確認する意味合いを込めて、各メニューを一つずつ確認しながら 適宜、設定の追加・変更を実施してください。

Step 1. VAMI へログイン

まずは、VAMI へログインします。

  • 接続先 : https://vCSA-FQDN-or-IP-Address:5480
  • ユーザー名 : root
  • パスワード : OS の root ユーザのパスワードを入力
ID / PW を入力し、ログイン

Step 2. サマリ

サマリ では、vCSA の ホスト名タイプ製品名バージョンビルド番号CPUメモリデータベースストレージスワップ領域 の健全性ステータス、Single Sign-On ドメイン名 を確認することが出来ます。

また、右上の アクション メニューより vCSA の 再起動シャットダウンサポートバンドルを作成 することが出来ます。

VAMI : ログイン後のサマリ画面

Step 3. 監視

監視 では、CPU および メモリの使用率各ディスク・パーティションの使用率ネットワークのパケット使用状況データベース SEAT (Stats、Event、Alarms、Tasks) 領域の使用率 を把握できます。

監視 - CPU および メモリの使用率

CPUおよびメモリ

監視 - 各ディスク・パーティションの使用率

ディスク

監視 - ネットワークのパケット使用状況

ネットワーク

監視 - データベース SEAT (Stats、Event、Alarms、Tasks) 領域の使用率

データベース

Step 4. アクセス

アクセス では、主に、SSH ログインの有効化DCLI の有効化コンソール CLI の有効化BASH シェルの有効化 & シェルのタイムアウト値の設定 が可能です。

アクセス設定の編集

Step 5. ネットワーク

ネットワーク では、以下の設定が可能です。

  • ネットワーク設定DNS サーバの設定 (vCSA の FQDN は変更不可)IPv4・IPv6 の設定 (IP アドレス変更 / 有効化 / 無効化)
  • プロキシ設定[HTTP | HTTPS | FTP]
ネットワーク

Step 6. 時刻

時刻 では、以下の設定が可能です。

  • タイムゾーンの設定デフォルトで Etc/UTC になっているため、タイムゾーン > 編集 > Asia/Tokyo > 保存 をクリックし、タイムゾーンを変更してください。
  • 時刻の同期設定モード : [無効 | ESXi ホストとの時刻同期 | NTP サーバ参照]ESX ホストとの時刻同期は止めた方が良い ので、NTP サーバを参照するようにしてください。
時刻

Step 7. サービス

vCSA 6.7 で 以下のサービス管理メニューが追加されました。

サービス では、vCenter Server 上の各サービスの一覧とステータス確認、および 各サービスの 再起動起動停止 が簡単にできるようになっています。

サービス

Step 8. 更新

更新 では、vCSA の新しい更新・パッチ情報をチェックし、ステージングのみステージングしてインストール することが出来るため、VAMI 上で簡単に vCSA のアップデートを実行することが可能です。

更新

Step 9. 管理

管理 では、vCSA の root パスワード変更パスワード有効期限の設定 (有効化 / 無効化) することができます。

管理

Step 10. syslog

syslog では、vCSA のログを syslog サーバ (3台まで) に転送することができます。

特に設定しなかった場合は、ログは vCSA (腹持ちディスク) に保存されます。

syslog
  • 転送設定をする前に、リモートの Syslog サーバを設定し、アプライアンスと Syslog サーバの間のネットワーク接続を確立してログ ストリームを有効にします。

Step 11. バックアップ

バックアップ では、vCSA のファイルベースバックアップをサポートします。

バックアップ
  • バックアップの取得前に、バックアップ サーバをセットアップして、アプライアンスがアクセスできるように設定する必要があります。 バックアップでサポートされるプロトコルは FTPS、HTTPS、SCT、FTP および HTTPS です。

特に、vCSA 6.7 では、既存のファイルベースバックアップに加え、以下のように バックアップ スケジュールの作成 (世代管理可能) をサポートできるようになりました。

バックアップ スケジュールの作成

VCHA 機能を使って vCenter Server を冗長化してない場合は、vSphere SDK for Perl のような API 機能を利用し、自動的に直近の vCSA のクローンを作成するように仕込むか、それも難しそうだったら、少なくとも VAMI のバックアップ機能を使って、ファイルベースのバックアップを取得することをご検討ください。

以上、vCenter Server Appliance 6.7 : VAMI を用いた vCSA 初期設定 でした。