VDP 6.1 のアプライアンス構成が 0%で始まらない

vSphere Data Protection 6.1 (以下、VDP) を構築しようと思い、OVA デプロイが終わった後、アプライアンス構成を開始したらインストールプログレスバーが止まり(動かない)、構成が開始されない事象が発生しました。

少し待っていると アクティビティのステータスを取得できませんでした。 という エラー ダイアログがポップアップされ、OK をクリックすると ウェブサーバに再接続が完了するまでお待ちください... というダイアログがポップアップされるだけで何もできなくなってしまいました。

VDP 設定の確認
VDP アクティビティのステータスエラー

少し待つとこうなる。 「OK」をクリックすると以下のダイアログがポップアップされる。

VDP ウェブサーバ再接続中

ダイアログがポップアップされるだけで何もできない

vCenter Client のタスク状態を確認してみると以下のように 0% で止まっています。

もし以下のように 0% でタスクが止まっていたら、右クリックでタスクをキャンセルしてください。

VDP タスク0%

原因と対策

不具合箇所の特定

調べても何も出てこなかったので、切り分けすることに。

最後に表示されたメッセージが VDP : メモリとCPUの更新を開始しています。 でした。

そして、いつもと何か違うことをしたかよく考えてみたら、CPU、メモリに関してはいつもデフォルトのままにしたのですが、今回は、VDP 6.1 を構成する際に、CPU とメモリを変更したくらいでした。

VDP CPU とメモリ構成

上記の画像は、ストレージ容量 2TB のデフォルト値。 今回は、この値を変更してアプライアンス構成を開始した。

VDP 6.0 と VDP 6.1 のリソース変更試験

CPU とメモリ変更後のアプライアンス構成が VDP : メモリとCPUの更新を開始しています。 で止まったので、リソース変更時に何か起きてんのかなと思ってテストしてみることにしました。

まず、最初は、VDP 6.1 で アプライアンス構成 を 8回くらい繰り返し実施し、CPU とメモリ変更あり・なしの違いを検証したところ、VDP 6.1 では、アプライアンス構成時に CPU とメモリを変更した場合、プログレスが 0%で止まり、アプライアンス構成に失敗することが分かりました。

○ : アプライアンス構成成功

× : アプライアンス構成失敗

リソース変更0.5TB1TB1.5TB2TB
有り××××
無し

ついでに、VDP 6.0 でも同じ事象が発生するか確認したかったので、同じく試験を実施したところ、特に問題なかったので、OVA デプロイ・アプライアンス構成を 2回だけ試して試験を終了しました。

リソース変更0.5TB備考
有り両方 OK だったので、これ以上の試験は未実施
無し

終わりに

VDP 6.0 では構成する段階で CPU とメモリのスペックを変更しても特に問題ありませんでしたが、VDP 6.0・VDP 6.1 バージョンに関係なく、構成に失敗するとあまりよくないので、もしリソースを変更するならば、VDP 構築が全て完了した後に仮想マシンの 設定の編集 を開き、直接 CPU とメモリを修正した方が良いかもしれません。

以上、vSphere Data Protection 6.1 インストールが開始されない でした。