VDX には、USB ポートが存在する

VDX 本体には、USB ポートが存在します。

モデルによって挿し口の位置が微妙に違います。 横型だったり・縦型だったりしますが、上記の画像で言うと、一番左下に USB ポートが存在します。(赤い Brocade ログの真上)

VDX でコンフィグ設定を保存するには、いくつか方法がありますが、今回は、VDX 本体に取り付けられている USB にコンフィグを保存する方法についてご紹介します。

copy running-config ?Raw Code(S)Raw Code(T)
vdx01# copy running-config ?
Possible completions:
  flash://         copy running-config to local flash. path syntax flash://<filename>
  ftp://           copy running-config to FTP server. URL syntax for IPv4 ftp://<username>:<password>@hostname/<filepath>. URL
                   syntax for IPv6 ftp://<username>:<password>@[hostname]/<filepath>.
  scp://           copy running-config to SCP server. URL syntax for IPv4 scp://<username>:<password>@hostname/<filepath>. URL
                   syntax for IPv6 scp://<username>:<password>@[hostname]/<filepath>.
  sftp://          copy running-config to SFTP server. URL syntax for IPv4 sftp://<username>:<password>@hostname/<filepath>. URL
                   syntax for IPv6 sftp://<username>:<password>@[hostname]/<filepath>.
  startup-config   copy from running-config to startup-config
  tftp://          copy running-config to TFTP server. URL syntax for IPv4 tftp://@hostname/<filepath>.
  usb://           copy running-config to USB. path syntax usb://<filename>

USB にコンフィグを保存する

VDX6740T

BROCADE VDX 6740 SWITCHES

前提条件として、VDX 本体に USB が挿入されているとします。

Step 1. USB 有効化

USB を使えるようにするためには、USB を有効にする必要があります。

vdx01# usb ?
Possible completions:
  dir      List USB file
  off      Disable USB
  on       Enable USB
  remove   Remove USB file
  
vdx01# usb on
Rbridge-id: 1
Trying to enable USB device. Please wait...
USB storage enabled

Step 2. USB にコンフィグ保存

USB の中身は、usb dir コマンドで確認できるので、中身を確認してからコンフィグを保存し、最後にちゃんと保存されたか確認します。

USB にコンフィグを保存するコマンドは、以下の通りです。

  • copy running-config usb://<FILE_NAME>
USB にコンフィグ保存Raw Code(S)Raw Code(T)
vdx01# usb dir
Rbridge-id: 1
support\                0B       2014 Mar 31 20:39
firmwarekey\            0B       2014 Mar 31 20:39
firmware\               0B       2014 Mar 31 20:39
config\                 44kB     2015 Aug 01 14:46
  running-config-20150801 44kB   2015 Aug 01 14:41
Available space on usbstorage 99%


vdx01# copy running-config usb://running-config-20150901


vdx01# usb dir
Rbridge-id: 1
support\                0B       2014 Mar 31 20:39
firmwarekey\            0B       2014 Mar 31 20:39
firmware\               0B       2014 Mar 31 20:39
config\                 44kB     2015 Aug 01 14:46
  running-config-20150801 44kB   2015 Aug 01 14:41
  running-config-20150901 44kB   2015 Sep 01 15:43
Available space on usbstorage 99%

終わりに

これでコンフィグを USB に保存できるようになりました。

vdx01 側で保存したコンフィグファイルは、vdx01USB に保存されるんじゃないの?って思われるかもしれませんが、VCS ファブリック を組んでいる場合には、コンフィグを保存するだけで、各 VDXUSB にコンフィグが保存されます。

すなわち、ロジカル・シャーシモード になっている時は、全台の USB にコンフィグファイルが自動的に保存されます

ロジカル・シャーシとは

Brocade VCS ロジカル・シャーシとは、VCS ファブリック 全体の管理を 1台のスイッチのように扱う機能のことです。

例えば、単純計算で 48ポートを持つ VDX 4台構成の場合、48 * 4 = 192 Port を持つ巨大な 1台のスイッチが出来上がる感じです。

こうすることで、ポートが足りなくなったらスイッチを調達して、また色々設定してあげて機器管理をしないといけなかったこれまでの少々面倒な運用・管理・メンテナンス作業が、VDX を使うとかなり楽になり、コスト削減につながります。

VDX は、故障対応が非常に便利で、1台の VDX が壊れたときに、新しい VDX に交換するだけで、他の VDX からコンフィグをもらってきて、自動的に復旧します。

基本的には、みんな同じコンフィグを持つ必要があるので、保存すると全台に反映されないと逆にまずいというか、よくよく考えて見ると、正しい動きでした。

VDX を使い始めて間もないですが、よくできてるなと思いました。 お金はかかりますけど・・・

以上、VDX : USB にコンフィグを保存する でした。