バックアップジョブ作成

バックアップジョブを作成するためには、vSphere Web Client を使って VDP へ接続する必要があります。

まだ、VDP へ接続してない方は、前回の記事を参考に、該当 VDP へ接続してから作業してください。

仮想マシンをバックアップするには、バックアップジョブを作成する必要があります。

まずは、以下のように新規バックアップジョブの作成を開始します。

バックアップ > バックアップ > 新規 をクリックします。

新規バックアップジョブの作成

Step 1. ジョブタイプ

ジョブのタイプには、ゲストイメージアプリケーション 2種類があります。

ゲストイメージ仮想マシンをバックアップする
アプリケーションアプリケーションサーバをバックアップする

仮想マシンをバックアップしたい場合には、ゲストイメージ を。 アプリケーションサーバをバックアップしたい場合には、アプリケーション を選択します。

この例では、仮想マシン用のバックアップジョブを作成するので、ゲストイメージ > 次へをクリックします。

ジョブタイプ

Step 2. データタイプ

データタイプには、以下の 2種類があります。

プルイメージフル仮想マシンイメージをバックアップする
個々のディスク個々の仮想マシンディスクをバックアップする

仮想マシンを丸ごとバックアップする際には、プルイメージ を選択する必要があります。

プルイメージ > 次へをクリックします。

データタイプ

Step 3. バックアップソース

バックアップ対象となる仮想マシンにチェックを入れ、次へをクリックします。

バックアップソース

Step 4. スケジュール

スケジュール では、毎日曜日単位週単位 など、バックアップを実施する間隔と何時に開始するか具体的なスケジュールを決めます。

ここでは、毎日終業時間後、仮想マシンがあまり使われなさそうな夜間帯にバックアップを実行するようにしますが、各環境に合わせて設定してください。

毎日 > 10:00 午後 > 次へをクリックします。

スケジュール

サーバの性質によってジョブを分ける

ジョブごとにバックアップを実施する間隔と時間設定ができるので、同じ性質・特性を持つ仮想マシンを一つのジョブにまとめて入れた方が良いです。

例えば、仮想マシン A・B・C は、夜 10:00 から暇 になる。 仮想マシン D・E・F は、夜明け 02:00 から暇 になるとします。

こういった場合に、JOB_1 には、A・B・C を夜 10:00 からバックアップする ようにし、JOB_2 には、D・E・F を夜明け 02:00 からバックアップを開始する ようにした方がバックアップタスクが走ったときに、仮想マシンへの影響も少ないので、仮想マシンの性質によってジョブを分けることをオススメします。

Step 5. 保存ポリシー

保存ポリシー では、取得したバックアップをどれくらいの期間保存するかを設定します。

無期限 は、現実的に無理なので、ストレージの容量と仮想マシンの数を良く考えた上で、バックアップ保存期間を設定し、次へをクリックします。

保存ポリシー

初回バックアップ以降は、差分バックアップ

初回バックアップは、プルバックアップ、次回からは、差分バックアップが実行されます。 (容量節約)

バックアップが実行される度に、仮想マシンを丸ごとバックアップするわけではないので、保存ポリシー で容量計算する際に間違えないように注意してください。

Step 6. ジョブ名

ジョブ名を入力し、次へをクリックします。

ジョブ名

Step 7. 設定の確認

今まで設定した内容が表示されます。

確認して問題なければ、完了をクリックします。

設定の確認

そうすると以下のように、バックアップジョブが作成されます。

バックアップジョブ作成完了

これで、バックアップジョブ作成は、完了です。

後は、バックアップジョブが設定した時間に実行されるのを待つだけですね。

手動バックアップ

注意事項

必ず、手動バックアップを実行してみる

上記で作成したバックアップジョブは、時間になったら自動的にバックアップが実行されますが、実際にバックアップジョブが設定した時間に実行される前に、実際にバックアップ実行中に仮想マシンに影響がないことを確認するために、テスト用の仮想マインを使って、Ping を打ちながら必ず、手動でバックアップを実行してみてください。

VDP で商用仮想マシンのバックアップを検討している方は、次のステップへ進む前に必ず以下の記事を一読してください。 (例えば、お客さんにサービスを提供している仮想マシン)

手動バックアップの種類には、以下の 2種類があります。

すべてのソースをバックアップバックアップ対象となる全ての仮想マシンに対してバックアップを実施
古いソースのみをバックアップ前回のバックアップに失敗した仮想マシンのバックアップを実施

ここでは、全ての仮想マシンに対して、手動バックアップを実施します。

バックアップ > 今すぐバックアップ > すべてのソースをバックアップをクリックします。

すべてのソースをバックアップ

バックアップリクエストが正常に発行されました。 というダイアログがポップアップされたら OKをクリックします。

バックアップリクエストダイアログ

そうすると以下のようにバックアップタスクが実行されます。

バックアップ実行タスク

終わりに

VDP の仕様上、同時実行可能なバックアップは、仮想マシン 8台まで可能です。 言い換えると、バックアップ対象となる仮想マシンの台数が多い場合、8台の仮想マシンバックアップタスクが同時に実行されます。

また、最初のバックアップは、プルバックアップなので、少し時間がかかりますが、2回目のバックアップからは差分バックアップなので、容量節約にもなり、バックアップが意外と早く終わったりします

運用してみると分かると思いますが、色々出てきますので、とりあえず、使って見てください。 やって見て経験することが一番だと思います。

以上、vSphere Data Protection バックアップジョブ作成、及び手動バックアップ でした。