vCSA 6.0 から 6.5 へアップグレードを実施する前の事前準備

今現在使っている vCenter Server Appliance 6.0 (以下、vCSA) で vSphere Update Manager (以下、VUM) を使っている場合には、事前に VUM マイグレーションツールを実行しておく必要があります。

そうしないと vCSA を 6.0 から 6.5 にアップグレードする際に、以下のエラーメッセージが表示され、次のステップへ進めなくなります。

Unable to retrieve the migration assistant extension on source vCenter Server. Make sure migration assistant is running on the VUM server. (詳細画面 : 画像拡大)

今回は、vCSA 6.0 から 6.5 へアップグレードを実施する前の事前準備として、VUM (Windows Server) を vCSA (Linux) へ移行するためのマイグレーションツールを実行する方法についてご紹介します。

VUM を使ってない場合には、この手順は飛ばしても構いませんが、短い内容になってますので、クラウド管理者の方は軽く目を通しておくと良いかもしれません。

Step 1. VUM サーバへログイン

上記のメッセージに書いてあるように、VUM マイグレーションツールは、VUM サーバ (Windows Server) 内で実行する必要があるので、まずは、VUM サーバへリモートデスクトップ接続 します。

以下の例では、VUM (Windows Server 2008) の IP アドレスが 10.10.8.21 なので、この IP アドレスへリモートデスクトップ接続しています。

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Step 2. vCSA 6.5 ISO イメージファイルの準備

VUM マイグレーションツールは、vCSA 6.5 の ISO イメージファイルの中に入っています。

なので、VUM のリモートデスクトップ上でインターネットが使えるのであれば、直接、my vmware (ログインが必要) へ接続し、最新版の VMware vCenter Server Appliance 6.5 の ISO イメージをダウンロードしてください。

そうでなければ、既にダウンロード済みの ISO ファイルを VUM へアップロードしてください。

vCSA 6.5 ISO アップロード中

vCSA 6.5 ISO アップロード中

Step 3. VUM マイグレーションツールの実行

ダウンロード、または アップロードが終わったら、マウントツールを使って vCSA 6.5 の ISO イメージをマウントし、ISO マウント先ドライブ > migration-assistant > VMware-Migration-Assistant.exe をダブルクリックし、VUM マイグレーションツールを実行します。

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Step 4. VUM ユーザのパスワード入力

そうすると以下のように、コマンドウィンドウが実行され、VUM ユーザのパスワードを求められます。

この例で使っている VUM ユーザ名は、VUM@vsphere.local (vCenter Single Sign-On に管理者としてアカウント登録された VUM 専用ユーザ) です。

VUM ユーザのパスワードを入力 します。

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終わりに

VUM の移行処理は、vCSA を 6.0 から 6.5 にアップグレードする際に行われます。

なので、上記の画像に書いてあるように、移行が完了するまで、このコンソールを閉じないでください。

すなわち、vCSA 6.0 から 6.5 へのアップグレードが完了するまでは、

  • 上記のコマンドウィンドウを閉じないこと
  • VUM リモートデスクトップからログアウト・ログオフしないこと

実際に、vCSA 6.5 のアップグレード処理中に VUM マイグレーションが始まると 上記のコマンドウィンドウ上にマイグレーションの処理結果が流れるので、このウィンドウを確認しながら vCSA 6.5 のアップグレードを行います。

以上、vCenter Server Appliance 6.5 : VUM マイグレーションツールの実行でした。