新規デバイスを追加し、IP アドレス設定が出来るようにする

新しく追加した NIC (または、仮想 NIC) に IP アドレス設定が出来るように、新規デバイスの追加・登録を実施します。

この例では、既存のデバイス ens160 が既に存在する状態で、新しいデバイス ens192 を追加します。

新しく認識されたデバイス名は環境によって異なりますので、各環境に合わせて読み替えてください。

また、前提条件として、新規デバイス ens192 は、ケーブルがつながっていること (または、仮想 NIC が接続状態であること) とします。

Step 1. 現在のデバイス状態確認

OS 側では新しいデバイスが追加されると以下のように 有線接続 として認識されます。

デバイス状態確認Raw Code(S)Raw Code(T)
# nmcli d
デバイス  タイプ    状態                       接続
ens160    ethernet  接続済み                   ens160        #### 既存デバイス
ens192    ethernet  接続中(IP 設定を取得中)  有線接続 1    #### 新規デバイス
lo        loopback  管理無し

Step 2. 新規デバイス追加

デバイスは認識されていますが、このままだと使えないので、実際に IP アドレスを振って使えるようにするために、明示的に ethernet としてデバイスを追加してあげる必要があります。

これをやらないと、nmcli コマンドでデバイス設定時に Tab キーを押しても、デバイス名が自動的に表示されません。

nmcli c add type ethernet ifname <DEVICE_NAME> con-name <DEVICE_NAME>Raw Code(S)Raw Code(T)
# nmcli c add type ethernet ifname ens192 con-name ens192
接続 'ens192' (2db9e0d0-57b4-45c7-ad13-ef3fd4185622) が正常に追加されました。

Step 3. デバイス追加後の状態確認

nmcli c add でデバイスを追加すると以下のように新しいデバイス用の設定ファイルが生成され、接続 のステータスが 有線接続 → 新しいデバイス名 (ens192) に変わります。

デバイス追加後の確認Raw Code(S)Raw Code(T)
# nmcli d
デバイス  タイプ    状態                       接続
ens160    ethernet  接続済み                   ens160
ens192    ethernet  接続中(IP 設定を取得中)  ens192
lo        loopback  管理無し                   --

# ls -l /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*
-rw-r--r--. 1 root root 386  9月 16 10:47 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens160
-rw-r--r--  1 root root 278  9月 16 16:48 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192
-rw-r--r--. 1 root root 254  1月 15  2015 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-lo

# cat /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-ens192
TYPE=Ethernet
BOOTPROTO=dhcp
DEFROUTE=yes
PEERDNS=yes
PEERROUTES=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=yes
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6_PEERDNS=yes
IPV6_PEERROUTES=yes
IPV6_FAILURE_FATAL=no
NAME=ens192
UUID=2db9e0d0-57b4-45c7-ad13-ef3fd4185622
DEVICE=ens192
ONBOOT=yes

# nmcli d show
GENERAL.デバイス:                       ens160
GENERAL.タイプ:                         ethernet
GENERAL.ハードウェアアドレス:           00:50:56:95:91:EE
GENERAL.MTU:                            1500
GENERAL.状態:                           100 (接続済み)
GENERAL.接続:                           ens160
GENERAL.CON パス:                       /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/0
WIRED-PROPERTIES.キャリア:              オン
IP4.アドレス[1]:                        10.10.10.10/24
IP4.ゲートウェイ:                       10.10.10.1
IP4.DNS[1]:                             10.10.20.10
IP4.DNS[2]:                             10.10.30.10
IP6.ゲートウェイ:

GENERAL.デバイス:                       ens192
GENERAL.タイプ:                         ethernet
GENERAL.ハードウェアアドレス:           00:50:56:95:27:A6
GENERAL.MTU:                            1500
GENERAL.状態:                           70 (接続中(IP 設定を取得中))
GENERAL.接続:                           有線接続 1
GENERAL.CON パス:                       /org/freedesktop/NetworkManager/ActiveConnection/5
WIRED-PROPERTIES.キャリア:              オン

GENERAL.デバイス:                       lo
GENERAL.タイプ:                         loopback
GENERAL.ハードウェアアドレス:           00:00:00:00:00:00
GENERAL.MTU:                            65536
GENERAL.状態:                           10 (管理無し)
GENERAL.接続:                           --
GENERAL.CON パス:                       --
IP4.アドレス[1]:                        127.0.0.1/8

これで新規デバイスの追加が完了しました。

後は、連載の CentOS 7 ネットワーク設定 記事を参考にし、新しいデバイスに IP アドレスを設定してください。

以上、CentOS 7 NIC デバイス追加 でした。